あなたは、ビジネスに関するアイデアを思い付いたけど、メモを取らなかったばっかりに内容を忘れてしまったことはありませんか?
そんな時に、起業家の方にぜひ使って欲しいアプリがあります。
思い付いたビジネスプランの内容をしっかりメモできて、尚かつ事業計画の主なフォーマットに則ってアイデアを形にしていけるアプリが今回ご紹介するElevatr(エレベーター)です。
米国では既に80000人以上のユーザーに愛用されているアプリで、まだ日本語対応はされていませんが、それほど難しい英語では無いのでそのままでも充分使えるでしょう。 それでは、早速説明していきたいと思います。
起業家のアイデアをサポートするために事業計画の構造になっている
思い付いたアイデアを効率的に書き留めておけるアプリ「elevatr」は、事業計画の構造を採用しており、UIもとても美しいデザインになっています。
- The idea(アイデア)
- The Market(市場)
- The Product(製品)
- Business Model(ビジネスモデル)
- Excution(実行)
という5つのカテゴリに自由な形式でアイデアをメモしていけるようになっています。そのため、思い付いたアイデアをメモしておき、後で少しづつまとめていくというプロセスをサポートしてくれます。
入力はとてもシンプル|アイデアを140文字以内で書く事から始まる
アプリをインストールすると、まずはビジネスプランのアイデアを140文字以内でメモするところからスタートします。例えば、「若い起業家をターゲットにしたバーチャルオフィス兼起業カフェをオープンする」などのアイデアを書いていきます。このアイデアは「Elevatr Pitch」(エレベーターピッチ)として保存されます。
「elevatr」ではビジネスプランを140文字以内で書くように設定されています。開発者のDavid Spiroは、140文字で表現できないアイデアはまだ頭の中でまとまっていないアイデアなのだと言います。短くシンプルにアイデアの本質を書くという訓練になるよう設計されているのです。
「elevatr」に入力できる5つのカテゴリと15の項目
1、アイデア:The idea
- Elebatr Pitch:最初に入力するアイデア。エレベーターピッチ。
- Problem:顧客が抱える問題点。
- Solution:商品やサービスが提供する解決策。
2、マーケット:The Market
- Target Market:ターゲットとなる市場のセグメント。
- Competition:主な競合。
- Competitibe Advantage:競合優位性。競争相手よりも優れている点。
3、製品:The Product
- Use Cases:利用する場面。
- Product Features:商品の特徴。
- Brand Identity:ブランドアイデンティティ。
4、ビジネスモデル:Business Model
- Monetization:マネタイズの方法。
- Distribution:流通。
- Financials:資金調達。
5、実行:Excution
- Key People:キーとなる人。
- Milestones:マイルストーン。
- Next Steps:次のステップ。
まとめ:無料で使えてデザインも美しいビジネスアプリ
いかがでしたでしょうか?今回ご紹介した「elebatr」は、無料で使えるアプリです。デザインも美しく、起業家の創造性をかき立ててくれるアプリになっており、とても素晴らしかったのでご紹介しました。アイデアのメモにはメモ帳などのアプリも使えますが、ぜひ一度このアプリも使ってみてください。